遊び香 何度かお茶会に足を運んだことはありますが、今回は「お香」です。私の妹が習っている先生のお香の会に始めて顔を出してみました。朝10時の出番ということで、9時半に親戚・知人と待ち合わせ明治神宮に行きました。明治神宮も普段なかなか足を運ぶことがないのですが久し振りに訪れると大きな木に囲まれ参道の砂利を踏みながら進んでいくと心洗われる気がするのは不思議です。入り口の鳥居をくぐり進んでいくと二つ目の大鳥居が左手にありますが、その手前に右側には日本酒の樽が並び、左手にはワインの樽が並んでおります。
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ロマネコンティもありました ブルゴーニュワインの騎士団の献納のワインの樽 左側のワインの樽はそうなんです・・ブルゴーニュワインの騎士団がこの数年毎年献納している樽なのです。ブルゴーニュの著明なドメーヌの樽が並んでおりました。ロマネ・コンティもまた、9月に訪れたドメーヌ・ポンソの樽もありました。さて、その樽を横目で見ながら今回はお香なので北門から御苑にはいり目的の「隔雲亭」に向かいました。休日の朝とても天気の良い朝であったので空の色は青く、木々の色は青く、紅葉は鮮やかな赤。とてもすばらしいコントラストでありました。 お席は御苑の中の「隔雲亭」です。「隔雲亭」は明治33年明治天皇の御思召により皇后様のために建てられ戦災により焼失し、昭和33年篤志の寄附と社殿御造営残材とにより一部増築して再建したものだそうです。入り口に書いてありましたが時々お茶会などが開かれるそうです。
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さて、初めての遊び香どの様にして良いか分からなかったのですがきちんと説明があり一寸安心、香の嗅ぎ方、香炉の持ち方などを教わりいざ実践・・。5種類の香りを一度だけ嗅いで同じ香りのものを当てるという遊びです。5本の線を引いて同じ香りのものを結んでできた模様にそれぞれ名前がついております。今回は源氏物語にちなんだ名前がかいてありそれを書いて執筆という人に提出して答えを書いてもらうというようです。私たちのグループは全員外れ・・・匂いの記憶というのはなかなか難しい事が分かりました。一度ずつ5回の香りを嗅ぎ当てるのですが短時間ではあるのですが記憶に残りにくいものですね。でも機会があればまたやってみたいと思いました。
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線を引いて同じものを結ぶと説明
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正解が書かれた書 書き方があり当てた、あるいは高得点の客が持ち帰られると・・これも一つの書になっているものなのだそうです