院長のひとりごと

雪見

時々雪景色を見たくなります。以前は毎年のようにスキーに出掛けており、雪景色には馴染んでいたのですが、スキーに行く事もなくなり、雪を見ながら一杯というチャンスが無くなりました。そこで、わざわざ?雪国を訪れて、美味しいものを頂き御酒を一杯・・に出かけることに致しました。

今年は富山に行って参りました。最近富山はニューヨークタイムズの「今年行くべき52カ所」に選ばれたそうです。おすすめ場所は「富山ガラス美術館」その他おでんが楽しめる居酒屋やカレーの店が紹介されていたようです。という事で富山です。着いた夜は北陸名物の蟹を頂きに、「鯛屋」という店に行き蟹を満喫いたしました。数年前訪れた時は、射水市まで足を伸ばし、蟹三昧致しましたが、今回は市内で美味しくいただける店を探して参りました。最近年齢のせいか、沢山の量はいただけないので美味しいものを少し頂くことが多くなりました。勿論お酒も美味しく少しだけになりました。

珍しく晴天 立山の雪が綺麗に見えます
夕暮れの立山連峰
蟹 です 目の前に生簀があります

翌日ガラス美術館を訪れました。建築は隈研吾・・、最近どこへ行っても隈研吾ですね。建築もその時々の流行がありますね。市立美術館と併設で、ゆったりとした空間に市民は自由に使える施設が広がっています。ヘルシンキの図書館「Oodi」もそうでした。最近の図書館はこういったものが多いようですね。

木が多く使われている隈研吾の建築です 広い図書館に併設されているガラス美術館
Dale Chihuly(デイル・チフーリ)氏の作品が常設展示されている
エミール・ガレの作品展 ガラスだけではなく陶器や家具もありました

ガラス美術館の常設展示を見て、特別展はエミールガレです。ガラス工芸だけでなく、家具から陶器などなど、ガレの工房で作られた作品がたくさん見ることができました。是非一度訪れることをお勧めいたします。

温泉にも行きました。あわら温泉です。昨年北陸新幹線が敦賀まで延伸しましたので富山から新幹線で1時間ほどです。芦原温泉は比較的新しい温泉で明治期に発見され、温泉街となったところです。初めて訪れました。新幹線の駅周囲は何もありません。大手の工場が数カ所ある程度の街並みでした。温泉街はというと大きなホテルと旅館が点在しているような街並みです。えちぜん鉄道三国芦原線の駅がありますが、新幹線の芦原温泉駅とは繋がっておらず、新幹線で到着後は旅館からのお迎えをお願い致しました。約15分程で旅館に到着、広くゆったりとした施設で、足湯や落ちつたたサロンがありアルコールを頂く事もできました。温泉は湯量が豊富で温度は高めで、大勢の団体客がいるようなところではなかったのでゆったりと温泉を楽しむことができました。周囲は星のリゾートやオリックスがホテルを建てているところで、関西方面からの観光客も増えそうです。

芦原温泉 つるや 周りにはほとんど何もありません 近くの公園に屋台村や足湯の施設がありました  昨年は将棋の竜王戦が行われたホテルもありました

純粋に温泉を楽しむ温泉好きには魅力的な温泉でした。一度足を運んでみてください。