我が心のジョージア
Georgia on my mindという歌があります。アメリカジョージア州を歌った歌ですが、そのジョージアではなくアジアのはずれにあるジョージアに行って参りました。以前はグルジア共和国という国名でしたが1991年に旧ソ連邦から独立し、2015年以降は日本でもジョージアという国名表記となった国です。南コーカサス地方の独立国です。産業は鉱物とワインが主なものです。
出てきました「ワイン」が・・
ワイン発祥の地とされており、8000年ほど前にテラコッタの壺にブドウの果汁を入れて作ったものが起源とされています。現在でもクヴェブリという素焼きの壺で造る方法でできたジョージアワイン、白は果皮や枝の一部も入れるのでオレンジワインということができるでしょう。ブドウの種類はたくさんあるようでワイン好きには楽しみでありました。知人の紹介で、現地のJAICA(国際協力機構)の職員がガイドとなって案内をして頂ける小ツアーに参加です。5月末、ジョージアの首都トビリシ国際空港13:30集合というツアーなので、現地までは各自空路を選んで集合というものでした。私はカタール航空羽田発、ドーハ経由でトビリシ着の経路を選びましたが、トルコ航空、イスタンブール乗り換えという方もいました。総勢10名ほどのグループです。到着当日はテラヴィ市のワイナリーの併設しているヴァジスバニエステートというホテルにチェックイン、夕食はそこから少し離れたレストランへと移動しました。まずはジョージア料理初日です。ガイドのコテさん(コンスタンチンの略だそうです)に選んで頂きました。ドルマはブドウの葉で挽き肉などを包んで食べるもので中東、トルコ、ギリシャなどで食べられているものです。ヒンカリは小籠包の大きくしたものでひき肉が入っていおり、食べ方もまず中の肉汁を頂いてから皮ごと齧り付くという食べ方で、まさに小籠包の食べ方と同じです。ハチャプリというチーズ入りのパンといったものが出て参りました。チャカプリという野菜と緑のハーブが入ったスープやシュクメリというニンニクとチーズの入った鶏のスープバドが出て参りました。どれもあまりくどくなくスーッと口に馴染むような味付けでとても美味しく頂けました。もちろんジョージアワインは必須です。クヴェブリという作り方の地のワインは果実味のしっかりしたオレンジワインといったところでしょうか・・







初日からジョージア料理を美味しく頂きました
翌日はTSVワイナリーに伺いました。ヴァジスバニエステートから遠くないところですがワイン醸造の場の見学です。そこではジョージアの歌、男性の混声合唱を聞かせて頂いたり、ジョージアのパン(ショティ)作りお菓子作りの体験をさせて頂きました。


お菓子はチュルチヘラという糸で繋いだナッツにぶどう果汁を浸して乾燥させたものでカヘティ州のものが美味しいっそうです。パンはちょうどインドのナンを作るのと同じように火を入れた釜(タンドール)の中に発酵した生地を細長く横に貼り付けて焼くものでした。体験させて頂きましたが、熱くて生地が張り付かず残念ながら落下、パンにはなりませんでした・・

という貴重な体験をさせて頂き初日二日目は無事終了となりました。

続きはまた・・