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院長のひとりごと
岩松院と湯田中

院長のひとりごと

岩松院と湯田中

葛飾北斎「八方睨みの鳳凰図」の天井画で有名な小布施の岩松院に行って参りました。軽井沢から車で約1時間半ほど、小布施にその古刹はあります。小林一茶の有名な『痩せがえるまけるな一茶これにあり』という句を読んだ池も此処にあります。湯田中温泉に行く途中に立ち寄りました。春先の静かな観光地ではありましたがここにもインバウンドの観光客が訪れておりました。鳳凰図は色鮮やかな天井画で決して大きなものではありませんでしたが、色彩も素晴らしいものでありました。一度ご覧になると良いでしょう。

岩松院 参道
カエルの池 オタマジャクシがいっぱいいました
立山連峰が望めます
鳳凰図は撮影禁止でありましたので北斎画の作成手順が展示してあったところをパシャリ

さて、目的の湯田中温泉も素晴らしいところでありました。若い時には志賀高原にスキーに行く途中、通りすがるくらいの認識でした。今回は「松籟荘」という老舗旅館の別邸に宿泊、広い部屋で5室ほどの離れのような宿でした。チェックインしてラウンジに行くと白髪の外国人夫婦にお会いしました。お伺いすると、ロンドンからの旅行客とのこと、ご主人は2014年に日本に旅行に来て今回は2回目、奥様は初めての日本ということでした。残雪のある志賀高原、南アルプスを眺める景色を見ながら温泉街を散歩してとても感動しておりました。湯田中に2泊し、その後大阪、京都に向かう途中の温泉旅館とのことでした。しかしながら、湯田中の温泉にどうして辿り着いたのでしょう?SNSでしょうか?最近は日本国中こんなところにも外国人観光客がという印象ですね。日本国としてはとても良いこととは思いますが、観光地の住民としてはとても困ることもあるようですね・・・

お料理もとても美味しくいただけました

さて、温泉はとても素晴らしく、泉質はとても温まる湯でありました。100年以上続く大きな湯船はとても大きく、洞窟湯という蒸気風呂も気持ちの良いお風呂でした。

湯田中温泉とても良いところですね。

湯田中から渋峠、万座へ抜けて軽井沢に戻る途中の素晴らしい景色  雪がまだ沢山あり、スキー客がまだまだたくさんいました
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