Tastevin .JPG
Tstevin menu.JPG
Chevaliers du Tastevin 最近のワインブームはなかなかのものである。かく言う私もおいしいワインと出会ったのがきっかけでワインに興味を持ち、ワインには眼がない。20年程前にでもなろうか、親戚の外科医の家でワインの話を聞かされ、Bourgogne の白ワインMontrachetを頂き、それまでの甘いドイツワインのイメージとはほど遠いコクのあるワインを知り、更に赤ワインChambertinへとすすみ、料理上手の叔母の手料理も相まって最後はChateau d'Yquemで締めるという食事会(レストランでの話ではない・・親戚宅の正月の食事会の話である)がきっかけとなりワインの奥深さを教えられ次第にワインにはまっていった。本当のワイン通は更にいろいろと学習をしてワインのお勉強をするのでしょうが、中途半端な私はおいしいワインが見分けられる程度の知識で十分と考えるタイプ・・。そこそこの本を読んでふむふむと納得してワインを楽しんでいる。 幸運なことにいろいろと貴重なワインを頂く機会があり10年ほど前にはバルト海の沈没船から上がった1907年Heidsieck Monopole(Champagne)を頂く機会があり、貴重な体験をさせて頂いた。その時のワインも食事に合わせ1990年Cortonn Charlemagne Louis Latour, 1986年 Montrachet Louis Latour ,1979 年Chateau Petrus ,1978年Chateau Latourなどなかなか頂けないようなワインと食事を楽しむことが出来た。その後も何処にでも顔を出す私は、知人の古希のお祝いに招かれ1997年Romanee Contiなども頂く機会があった。そんな話がきっかけとなり、更に人の輪が拡がってChevaliers du Tastevin(シュヴァリエ)というブルゴーニュワイン騎士団の会に誘われた。これはブルゴーニュワインを愛しブルゴーニュワインを楽しみ、ブルゴーニュワインに貢献した人に叙任される称号で、ソムリエは日本にも大勢いるがシュヴァリエは二百数十人ほど・・・。これはもちろん出席するしかないと思い誘われるままお邪魔致しました。ワイン持ちよりの会、正式な晩餐会と二度程お邪魔しましたが、シュバリエの方々は多士済々いろいろな肩書きのいろいろな年代の方がお集まりになっておりました。お誘い頂いた知人の方は、旦那集の飲み会であるから・・とお誘いを受けたのですが、なかなかのものでした。会場には"Jamais en Vain, Toujours en Vin" (決してむなしくはない、いつもワインと共にあれば)というワインカラーの垂れ幕が掛かっておりこれも私の好きな言葉の一つに入れてしまおうと思っております。さて、来年辺りには私もTastevin(タートヴァン)を首から提げてシュヴァリエの会に参加させて頂ければと思っております・・・。 ブルゴーニュ万歳!