学会報告

今年も学会シーズンがやって参りました。地方での学会は半ば観光目的でとても楽しみにしております。日本大腸肛門病学会が熊本市で開かれました。私の出身大学の医局の後輩が総会会長です。日本医科大学第二外科の後輩で、専門も私同様大腸肛門病外科でありますが、大学を離れてからはそれぞれ別な師と仰ぐ先生のところで学び、私は東京の社会保険中央総合病院の隅越幸男先生を、彼は熊本の高野正博先生を師と仰ぎそれ也に活躍し、学会総会を主催するまでになりました。仕事に対する向き合い方は尊敬するものがあります。ということで、特別会員となった私は学会から一泊招待で学会参加することができ、いざ熊本へと参りました。

熊本は10年以上前に開かれた国際シンポジウム以来の訪問です。2016年の熊本地震もあり熊本城は石垣の工事の途中で、石垣の石が城の前の広場に集められ整理されておりました。再建までにはさらに10年以上もかかるとの事でした。学会前日はプログラム委員会懇親会でホテルでのパーティーに参加いたしましたが、

学会は愚息の発表もあり初日昼過ぎまで参加は致しました・・。

さて、学会2日目は朝からレンタカーを借り、熊本の名泉黒川温泉へと参りました。途中阿蘇の広大な景色を堪能しながら走る事2時間黒川温泉に到着、温泉街は細い道で車をどこの停めたら良いのかと思うようなところでした。事前に良い宿と予約した知人のおすすめのところ深山荘に到着、温泉街からやや離れたところではありましたが、離れになっている部屋で案内された部屋はとても気持ちの良いところでありました。部屋付きのお風呂もさることながら、庭伝に川に面した露天風呂もありとても居心地の良いお部屋でした。食事は食事処に外を歩いて行くのですが、それも風情がありとても良い感じでした。お料理もとても美味しく気分良く頂くことができました。(宿の感想です・・)

翌日は黒川温泉巡りで、タオル一つで3ヶ所の温泉に入る事ができる湯巡りのチケットを購入し温泉巡りをいたしました。SNS力でしょうか、外国人観光客の多さに驚きました。

ということで学会とは名ばかりほとんど観光の熊本でした。来年の学会は横浜です。また楽しみの一つです。