皆様ご存じでしょうか?最近街中華という昔ながらの中華屋さんが話題です。BTBSで毎週火曜の10時から、「街中華で飲ろうぜ」というタレントの玉袋筋太郎や女性タレントがごく普通の街の中華屋さんを巡って、その店の美味しいものをビールなど飲みながらいただくというものです。同じような番組で吉田類の「酒場放浪記」が有名ですが、そちらは吉田類の味のあるコメントが魅力的ではあります。ちょっと違う感じではありますが、酒飲みの私としては時々見る事があります。街中華はどこにでもありそうですが、最近はなかなか見つけるのが難しく、さらにこれは美味しいという店を探すのはなかなか難しいことです。以前から街中華は大好きで、住まいの近く「学芸大学」にも「二葉」という街中華の店があります。少し古い作りで最近は土曜の昼になると行列ができていることがあります。また渋谷の道玄坂にも「喜楽」という焦ネギのスープのもやしそばの美味しい店があり、いつも行列ができているところがあります。行列を見ていると街中華ブームを感じます。先日は川崎の病院に検診に行った帰り、大井町で昼食をとる事がありました。大井町は「東小路」という戦後の闇市の名残という、飲食店街がありその中にも「永楽」という街中華があります。焦ネギのスープで出される、中華麺が秀逸で以前は時々行った事があるのですが今回はJRの大井町駅に近い「丸吉飯店」を訪れました。1階カウンターと二階があるようですが、2階席の場合は上がる前に注文そしてから席に着くというシステムのようでした。私は1回のカウンターに座り、定番の餃子とビールを注文、食べながら次を何を頼もうかとキョロキョロと辺りを見回しながら焼きそばを頼みました。隣の席に後からいらした方は、ビールと餃子、締めにはチャーハン軽めにと頼んでおりました。なかなか通な頼み方かなとおもいました。街中華のメニューは店によってはオムライスがあったりもするのですが、「丸吉」には見当たらず、生姜焼き定食はあるようでした。

街中華の美味しいところの共通点は家族経営のようで、見たところ「丸吉」さんもご夫婦で切り盛りされているようでした。

味量とも大満足でちょっと食べ過ぎの感がありましたがとてもおいしいお昼をいただく事ができました。もう少し街中華探索をしてみようかと思いました。