St. Vincent ワインのお話です。ブルゴーニュワインの騎士団の例会に1月第4週の土曜日に開かれるサンヴァンサンのお祭りのお話です。毎年ブルゴーニュでは葡萄の守護神であるサンヴァンサンに感謝するお祭りが、各村の持ち回りで開かれます。今年はVézlay村の担当だそうです。Vézlayはサンティアゴコンポステーラ巡礼道の起点となる村でロマネスク様式で有名なサント・マドレーヌ・バジリカ大聖堂があるところだそうです。残念ながら行ったことがありません。さて、東京の騎士団でも毎年この時期にお祭り・といってもVézlayワインを頂いて守護神のサンヴァンサンに感謝するということであります。今回は山王にあるラ・ロシェルで晩餐の形で開かれました。平服での会ではありますが、現会長の佐多氏がシトー派修道士の衣服をまとって登場挨拶されるところから始まりました。門外不出の修道士の衣服を何故まとっているかというお話とVézlayの大聖堂でのロストロポーヴィッチのチェロの演奏をお聴きになった話等から始まりました。 YouTubeでの演奏も拝聴し落ち着いた雰囲気の中で会は始まりました。
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ワインはLaCroix Montjoie 2015 Vezelayということでとても手に入れるのが難しかったそうです。お料理はブルゴーニュ料理にこだわって頂き、Oeufs en meuretteポーチドエッグの赤ワインソース煮などがでて参りました。ブルゴーニュワインとお料理はとても良い組み合わせで美味しく頂くことが出来ました。Jamais en vain、Toujour en vin.ワインあれば憂い無しの一時でした。
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