秋は学会シーズンである。今年の大腸肛門病学会は三重県鳥羽市で開かれた。サミットが開かれた賢島や伊勢神宮に近いところである。学会前日夜に評議員会があり、私は早めに東京を出発しお伊勢参りとすることにした。新横浜8時過ぎの「のぞみ」で名古屋乗り換え、近鉄特急で伊勢市駅に着いたのが11時過ぎ、名古屋からも結構時間がかかった。
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事前にお伊勢参りの作法を調べると先ずは外宮からということで荷物を預け徒歩5分ほど、手水で身を清め境内に・・外宮は左側通行で奥へ進むと右側に正宮「豊受大神宮」が現れる、その手前には式年遷宮で移される前に正宮があった広い敷地があり、その奥右手に豊受大神宮がある。階段を上がり二拝二拍手一拝を行う・・・。まだ午前中ではあるが大勢の参拝者であった。もちろん外国からの観光客も大勢いらしていた。以前に訪れたのは長女が生まれてすぐの頃、約三十数年前ということなので、全く記憶にないといってよいでしょう。その後しきたりに従い別宮をお参りし内宮へバスで向かう。内宮に着く頃は沢山の観光バスが駐車場に留り、大勢の参拝者が五十鈴川にかかる宇治橋を渡っていた。ここからは右側通行、真ん中は神の通る道とのことでした・・。内宮は深い緑に囲まれた長い参道を歩いて皇大神宮にお参り別宮もお参りし、おかげ横町へ・・。
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三重県の日本酒 明治神宮にはブルゴーニュワインも献納されております
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五十鈴川で身を清めます 江戸時代にはお伊勢参りは庶民の観光目的の旅のようであったそうだ。その観光にも行けない人は犬をお参りに行く人に託し、お参りしてもらうという習慣があったそうで、おかげ横町にはおかげ犬という犬がお土産のモチーフとなっていろいろなものになり売られていた。とても愛らしいもので、私もストラップを購入いたしました。
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参道は賑わっていました
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手籠め寿司・・・ではなく手ごね寿司 学会会議まではまだ時間があり昼は手こね寿司で軽く昼食と相成りました。おかげ横町から参道は有名な伊勢の名物「赤福」があり寺社の参道としてはどこも変わりのないものであるなと思いました。 そろそろ会議の時間も迫ってきたのでお参りを早々に切り上げて伊勢市から鳥羽へと電車で移動し鳥羽シーサイドホテルへ到着、ほっと一息・・・ これから評議員会と宴席・・・学会前日スタートです。