セルリアンタワーの能楽堂へ行ってきました。薪能を何度か鑑賞したことはあるのですが、能楽堂へは初めてです。とは言っても、今回は能の鑑賞ではなく弦楽四重奏とのコラボレーションです。古澤巌氏のプロデュースですクラッシックをバックに津村禮次郎さんの舞が舞われるというものでした。なかなか興味深い企画でしたので楽しみにしておりました。能楽堂は能舞台を三方向から囲むように座席マッチしが配されており、座席と舞台の距離はとても近く目の前に四重奏のメンバーが座っております。演奏者と観客の距離がとても身近で音の響きもとても良い感じでありました。 ヴェートーベンの弦楽四重奏曲第1番第2楽章に「翁」,弦楽四重奏第十番「ハープ」に「隅田川」後半は シューベルトの弦楽四重奏曲第14番の第4楽章に「鬼」等、古澤さんのゆったりとした語りも能舞台にマッチして、正にその日のタイトル「弦楽の幽玄」という題に相応しい雰囲気ではありました。 能楽堂で聞くクラッシックものでしたとても心地よいものでした。
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