続けてワイン会のお話しです。こちらは大腸肛門病学会でご一緒の先生方のワイン会に始めて参加させて頂いたお話しです。「マルゴの会」というそうです。会の名称は十数年ほど前に知り合いの方が「Margaux」が手に入ったので一緒に飲みましょうということになり、ワイン好きの先生数名で集まりしかるべきところでワインを頂くことに・・・、しかしながら出て来たのは「Chateau Margaux」ではなく「Margaux」つまりMargeaux村の村名ワインであったそうで、声を掛けた方はワインのことを余り知らなかった方のようで、一同大受けで、その後「マルゴの会」として続いているというお話しでした。 という曰くのあるワイン会、銀座の「ボン・シャン」というフレンチで行われました。初参加の私は赤を一本持参、もう一人の初参加の後輩も赤を持参、会の主たる重鎮は白を持参されました。 オーナーソムリエの吉田さんにお料理に合わせて泡から始まり、白、赤と進んで肉はジビエ、蝦夷鹿のソテーでありました。 泡は長野県の巨峰のクレマンRue de Vin、泡がすっと立ち登り、味もすっきりとしてとても良いのみ心地でした。次がBordeauxの白Chateau Carbonnieux Blanc 1991、とても古いワインでありソムリエもコルクが心配と言っておられましたが難なく開栓、保存状態も良く雑味も感じられず色も飴色でとても良い飲み心地でした。
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Rue de Vin
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Chateau Carbonnieux Blanc 1991 次がChablis Grand Cru Bougros Domaine Servin ブルゴーニュの白へと移りました。こちらもChablis のGrand Cruらしい風合いでしたがちょっと軽い感じが致しました。
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お魚料理が終わりジビエ、蝦夷鹿に合わせて私が持参したClos De Vougeot Grand Cru Drouhin Laroze 2005,この年はブルゴーニュの赤のとても良い年であったので香り、色とても良く、鹿肉にはちょっと軽いかなと思いましたが、鹿肉も全く癖のない柔らかい味わいでしたので相性はバッチリでした。最後に出た赤はPavion Rouge du Chateau Margaux 2008、その年Bordeaux右岸の評価は高く左岸のChateaux Margauxはまぁまぁとの評価のようでしたが、セカンドながら私には十分おいしく頂くことが出来ました。しかしながら最近のフランスワインはここでも中国人の狙い撃ちに合い、どれも値段が高騰しているようで、値段にあった満足度が得られるかどうかは個人によって違うかもしれませんね。
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最後にチーズ。デザートとその日はたっぷりと美味しいワインとお食事がいただけました。感謝・・・! 週に二度も美味しいワインとお食事頂くなどなかなか無いことでした。今年は少し良いことが起きることを期待を致しましょう。