2009年12月24日 17:21
学会報告続き
学会報告続き
さて、11月後半は日本臨床外科学会総会が京都で開かれた。京都は日常と異なる独特の雰囲気があり、ちょっと疲れたときなど一人でぶらりとするのに良いところである。学会は11月19日木曜から21日土曜まで国際会議場・宝ヶ池プリンスホテルで開かれた。こちらも木曜午後から評議員会に出席するため、午後の診療を代診の先生にお願いして新幹線で京都に向かった。品川から2時間ほどなのでとても近い・・。宿泊予定のホテルのコンシェルジュが駅構内におり荷物を預けて即刻学会場へと向かう。今回は遅刻ではあるが十分に余裕あり・・
日本大腸肛門病学会と違い日本臨床外科学会は規模が大きく、評議員の人数も約3倍の1300名ほどいる。その為評議委員会会場も広い場所で開かれる。後ろからそっと入ってもOK・・・。
さて、評議員会も終わり7時から懇親会。これもホテルの大宴会場で行われた。そこそこの顔見知りと挨拶を交わし、予てから予約の先斗町「余志屋」へと向かった。以前私が居た病院の副院長と女性医師の3人での夕食である。ここは十数年前に家族で京都を訪れたときに偶然見つけたお店で、以来機会があると立ち寄る。釜飯と看板にあるが釜飯以外のものもどれもおいしく地元の人がよく通うようなところであった。最近はdancyu等にも掲載されたことがあり、まずは予約をしないと入れないようになってしまった。鴨まんじゅう・お造り・鯛のあら炊きなど頂いた後牡蠣の釜飯で〆・・。満足満足・・
さて学会2日目、前回同様学会はさておき(さておいてはいけません・・・・、またしてもですね)反対方向の地下鉄に乗り奈良へと向かった・・。
奈良では阿修羅像の特別展示が行われているのだ・・ 。前回は数年前興福寺を訪れたときに拝観したが、その時はガラス越しの、まるで学校の理科室の展示場のような場所に安置されていたのを覚えている。今年は国立博物館などに出展され全国的に阿修羅像ブーム、その為か事前の下調べでは拝観まで数時間待ちの行列とか・・。それでも朝9時に行けば楽々見られるであろうと高をくくっていたのが大間違い。京都から近鉄特急で奈良に向かい興福寺に9:15分頃到着にもかかわらず約1時間待ちの行列であった。昨今の若い女性の仏像ブームのためであろうか、若い女性グループがちらほらと見られた。
じっと並ぶこと約1時間、久し振りのご対面でありました。いつ見ても仏像としてすばらしく芸術性の高いものであると感じるのは私だけではないでしょう。しばし立ち止まり、周りに安置された釈迦如来座像や迦楼羅立像(かるらりゅうぞう)などの国宝にも見入り参拝の後お堂を出た。いつ見ても美しい仏像ではあった。天気は晴天、ぶらぶらと紅葉の時期の奈良を散策するのには絶好の日和でありました。久し振りに東大寺方面へと足を伸ばし大仏殿を拝観しカメラ片手にぶらぶらと致しました。東大寺裏手から駅に向かう途中にちょっと気になる蕎麦やを発見・・。昼時でもあるし腹ごしらえとすることにした。入り口に大きなたぬきの焼き物が据えられ、小さな店構え、名前は?
先ずは店内に・・。(そば処よし川・・と後で知りました)小上がりととテーブルが3つ程の小さなお店で二組程の先客有り、落ち着いた佇まいでした。ビールでちょっとのどを潤しせいろを頂くことにした。一人でビールを飲んで蕎麦を待っていると地元の人とおぼしき、ちょっとおしゃれな紳士が入ってこられ、満席になっていたため相席と相成りました。お話しさせて頂くと、最近評判の良くない某航空会社を退職され、奈良に隠居生活されておられるとか・・。焼き物や音楽など、趣味に生きられて居られるとのことでした。毎日忙しく、肉体を酷使しての仕事をしている身としては実にうらやましい限りでした。いつになったらそのような生活が出来るのでしょうか・・・?さて、その方に教わった「依水園」という美しい庭園を散策して京都へと戻ることにした。依水園は人が少なく実に紅葉がきれいな庭園でここでもほっと一息でした。
近鉄奈良駅から京都へ戻る途中伏見へ立ち寄ることにした。何と言っても酒処、何はともあれ酒蔵へと向かう。伏見も以前来たことがあり、勝手知ったる場所ではありました。以前月桂冠の酒蔵(大倉酒造)でおいしいお酒を求めたことがあるので先ずは月桂冠へと向かった。売店でお酒を買い求め一安心、ついでに(?)坂本龍馬の刀傷が残るという池田屋をちょっとだけ眺め、「鳥せい」という鳥料理で有名な店で一杯飲みながら一休み。ほっと一息(一息が多いのですが)の後に京都へと向かった。ホテルには5時頃到着。本日の学会も終わりの時間ではありました。この時期の京都は各名跡がライトアップされており夜間の拝観もできる。ホテル近くの青蓮院門跡の青不動明王を見学に出かけた。青不動明王は創建以来初めてのご開帳とのことで、此処でも行列でありました。夜間の寺院の庭、本堂の眺めは昼と違った趣と荘厳さであり、なかなか良いものでした。連絡不足のためその夜は一人ご飯と相成りました。以前にも行ったことのある団栗橋近く「蛸長」というおでん屋に行くことにした。カウンターだけの小さな店であるが何時行っても満席で、この紅葉の時期に入れないのではないかと思いのれんをくぐるとなんと幸運なことに先客は3組程・・燗酒とおでんを頂きながらしばしご主人交えてお客さんと歓談・・楽しいひとときでした。一人ご飯の時はカウンターの小さなお店が良いですね。やはり一人でフランス料理とワインは味気ないですもの・・。
翌日、学会3日目朝早くカメラを片手にホテルをでて学会場方面にと徒歩で向かう・・。(あくまでも方向ですが・・)南禅寺の裏手、インクラインをくぐり裏側から南禅寺に入る。ここもご多分に漏れず9時の開園を待つ行列がすでにできていた。
ぶらりぶらりとしながら私のお気に入りの詩仙堂・曼殊院へとバスで向かった。普段ならばバス停で降りるお客さんは少ないはずなのですが、ぞろぞろと大勢の観光客が歩いておりました。皆さん向かう先は同じ方向のようでいつもと違う雰囲気でした。詩仙堂の庭もごった返し、紅葉を見るよりは人の頭の方が目立ち、1眼レフのカメラと三脚片手のフォトグラファーも入り乱れ、ちょっとがっかりいたしました。それでもしばし休憩の後曼殊院まで田舎道を歩いて京都の雰囲気を満喫して参りました。
さて、昼時も過ぎ昼はどこで頂こうかと考えまして・・。これも以前伺ったことのある「丸太町東洋亭」という洋食屋に行くことにいたしました。京都大学某教授御用達とのこと、洋食屋と言っても本格的なものでビーフシチューなどがとてもおいしいところです。付け合わせの温野菜などもきれいに切りそろえられ、きちんとした仕事をしているのが一目瞭然です。今回はエビフライとボージョレーヌーヴォーといたしました。一人でのんびりワイン片手に洋食を堪能いたしました。さて、そろそろ学会も終わりに近づいて参りました。一人ぶらぶらの京都旅もお終いです。鯖の棒寿司の土産を携え京都駅から帰路につきました。学会出席後の見かけたことのある先生もちらほらご一緒でした。
京都は桜・紅葉などの観光シーズンを避けていくのがよいようです。人の頭とバスの混雑ばかりでは東京と変わりありませんから・・・・
今回の学会の結論でした!!
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