38回首都圏大腸内視鏡研究会に行って来ました。大腸ポリープ・鋸歯状病変とその処置のお話でした。内視鏡医の勉強会なのでかなり細かな議論がされます。国立がんセンターの斉藤豊先生のHP・TSA・SSA/Pの診断から癌の伸展へを分かり易くお話頂きました。拡大鏡・ピットパターン・ピオクタニン染色で見極めて・欧米では5mm以下のポリープも切除しclean colonに日本では5mm以下はサーベイランスが一般的とのことでした。切除はEMR・ESDの選択などのお話も・・先ずは的確な診断からということですね。 当院で処置できるポリープは当院で処置を行いますが、鋸歯状病変などはNTT東日本関東病院消化器内科の大圃先生グループと連携してお願いしております。小さな病変も場合によってはお願いする事もありますが処置後は当院での経過観察を行っております。 定期的な検査を行い、ある程度の大きさになったポリープは切除するように定期的な大腸内視鏡検査が良いと思います。大腸内視鏡検査は面倒がらずにきちんとお受けに成ると良いでしょう。
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