院長のひとりごと

修道院

ジョージアの修道院も行ってきました。まずはボドべ修道院シグナギからほど近い丘の上にあり渓谷を臨み、大コーカサス山脈を一望できる所にあります。聖ニノが祀られている女子修道院です。敷地には薔薇の花壇があり美しく、また自給自足の生活をするための畑があり、蜂蜜や香辛料、手作りのアクセサリーなどを買うことができます。修道院の礼拝堂に入るには女性はベールなどで頭を被います。

どこに行ってもバラがきれいに咲いていました

とても天気が良い日でしたので素晴らしい景色を楽しむことができました。また、近くには聖ニノの祈りによって湧き出た泉、聖ニノの泉があり病を癒す力があるそうです。白装束に着替えて、地下に降りて泉に触れる事もできるそうですが、今回は時間の都合により泉を見ることはできませんでした。

翌日はダヴィド・ガレジ修道院を訪ねました。アゼルバイジャンとの国境の山の上にあり、岩をくり抜いた礼拝堂、居室、食堂などがあります。そこに行くには壮大な草原の道を車でいくのですが、遥か彼方にも広がる草原や山並みは日本で見る稜線や平原の景色とは全く異なるものでした。途中にある集落には水などは車で補給されるそうです。大変なところですね。アゼルバイジャンとの国境を挟んである修道院ですが、アゼルバイジャン側は閉鎖され、行くことはできません。本当に辺鄙な山の上の修道院ですがここで生活されている修道士(ここは男性修道士)がおられるとはなかなか想像し難いものがありました。そこから見る景色は丘が盛り上がり幾重にも重なる地層が見えるところもあり自然の力の大きさを感じることができました。

岩をくりぬいた居室や食堂が見れれます
幾重にも重なる地層を見ることができます 地球を感じました

トビリシに帰る途中、小さな集落のドライブイン?で軽く食事を取りました。そこで頂いた鳥のスープシュクメリとチーズを挟んだハチャプリというパンがとても美味しかったです。

ハチャプリです
シュクメリ 辺鄙なところのカフェでしたがとても美味しかったです

さて、その後は首都トビリシのホテルへと向かい旅も終盤となります。(まだ修道院巡りは続きます・・)

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