十日戎

此の数年京都の十日戎にお参りしております

今回も昨年買い求めた福笹を納め、新たな福笹を買い求めるために京都へ参りました。昨年は雪が降りましたが今年の京都は底冷えはしましたが雪には会いませんでした。到着した昼に笹を収めてまずは京都探索へ・・

今回は仙洞御所と桂離宮の見学と決めました。事前に予約が必要で見学時間も決まっております。到着翌日まずは仙洞御所へと向かいました。ホテルからは近いのですが御所はとても広く、仙洞御所は東側にあります。そこに行くまでのもとても時間がかかります。さて、御所は宮内庁が管理しております。宮内庁が管理していると言えば11月に行った赤坂御所も同じでしたね。御所の警備にあたる京都護衛署の警察官も何となく東京の皇宮警察官とはちょっと印象が異なりました。

仙洞御所は上皇のお住まいを指すそうで、1854年の大火による消失後は多くの建物は再建されずに今に至るそうで、仙洞御所の見学といっても庭の見学なのです。御常御殿は現存しており手入れされ、外に面する部分だけは障子ではなくガラスの扉が仕立てられておりました。エリザベス女王やダイアナ妃が滞在されたそうです。現在は隣接する場所に新たに迎賓館が建てられ、最近の賓客はそちらに滞在されるそうです。庭は南北二つの池をぐるりと回る回遊式庭園で茶室が点在しております。京都の中心にありながら庭を巡ってどこを眺めても高い建物や電柱などの人工物は全く見えません。本当に広い場所に素晴らしい造園で、小堀遠州作の庭園の一部が残っていたり、橋や生垣などにも独特の意匠が施されておりつくづく手の込んだつくりであることを実感いたしました。

入り口近くにある竹の植栽 手前に松とお目が植えられております 松竹梅
北池 穏やかな池で鯉が泳いでおりました
橋の欄干にも菊の紋章
琵琶湖疏水から引かれていたそうですが今は地下水だそうです
小堀遠州作の庭園の一部
竹垣の先にも工夫がされておりました

午後には福笹を頂きに恵比寿神社へと向かい福笹を買い求めて参りました。

宵恵比寿ではないのでさほどの混雑ではありませんでした。

お願いすることが多く笹が昨年よりもちょっと重くなりました。

さほど混雑していませんでした

さて、翌日は桂離宮です。こちらも宮内庁管轄で厳しい事前チェックで名札を下げて案内に従い庭園を巡ります。宮家の別荘として建てられてものですが、1881年に宮家が途絶えその後1883年に宮内庁所管となったそうです。池を巡る回遊式庭園と数寄屋風の日本風建築の茶室などが点在している庭園です。しかしながら飛び石の歩道は狭くとても歩きにくく庭園をゆっくり鑑賞というよりは足元に注意してばかりでした。笑意軒という茶室からは隣接する畑が垣間見え、そこを見る窓も作られておりました。話によりますと隣接する畑も宮内庁管理として新たな造作が建てられないようにしているそうです。古書院も素晴らしいものでしたがやはり現在も使われている仙洞御所に比べれば手入れなどは少し劣るのかもしれません。

御幸門 以前はもっと大きなものであったそうです
市松模様の襖 もっと藍色が強かったそうです
奥の窓から隣接する畑が見えます

これで宮内庁所管の見学できる建物のうち三ヶ所は制覇、次回は修学院離宮に行ってみようかと思います。

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