振り子式列車
ご存じでしょうか?急なカーブが続く線路を走るときに列車の車体が振り子の様に動いて重心をとり高速で走ることができる様に設計された列車です。以前の特急「あずさ」などがありますが、今回はスーパー特急おきです。
話は長くなりますが、毎年恒例のふぐとゴルフの旅です。昨年は萩に参りましたが今年は、山陰島根県は出雲大社へ足を伸ばしそこから宇部に入ることに致しました。山陰松江はNHKの朝ドラ「ばけばけ」の舞台でもあり、最近ちょっと注目の場所ですね。今年は米子鬼太郎空港から玉造温泉で一泊し翌日出雲大社へ参りました。神在月の翌日になってしまい、全国の神様はお帰りになったばかりの出雲大社詣となりました。欧米系の観光客は見られましたがアジア系の観光客は少ない印象でした。二例四拍手一礼の出雲大社のお参りの仕方で参詣し、出雲そばを頂き、午後にはスーパー特急おき5号で新山口、宇部へと向かいました。
山陰本線のカーブのきつい単線をかなりの速さで右に左にと揺れながら日本海側海岸沿いを疾走いたします。列車はディーゼルで二両編成です。出雲市駅から3時間半の旅でしたが、日本海側の沿岸の美しい景色を眺めながらの列車の旅、あっという間の3時間半でした。
宇部のホテルには夜8時過ぎに到着し翌日のゴルフに備え早めに就寝となりました。翌日の宇部72カントリークラブ万年池東コースは打降ろしの浮島の様になったショートホールが有名で何度もラウンドしているのですが、今回はなぜか池ポチャです。飛距離が落ちていたのでしょうか?年齢を感じてしまいますね。
夜は恒例のふぐコースです。ふぐ刺しから始まり、最後はふぐなべと雑炊で締めです。こちらも大満足、秋の日本は美味しいものが沢山頂けますね。
そんな席ではありましたが、いつもお世話になっている宇部で開業している同僚が、12月でクリニックを閉めるという衝撃の告白、年齢的にも後継がいない彼にとっては人生後半大きな選択であったことと思いますが、残念な気持ちもあり、また、自分自身の人生終盤の生き方を考えさせられた、ふぐとゴルフの旅となりました。