院長のひとりごと

直島 続き

2日目の直島はベネッセミュージアムからです。

朝の海岸 朝日が上がる頃アオサギが遠くの海を見つけていました 置物ではありません 遠くには黄色いカボチャが

宿泊先のホテルから歩いて15分ほど坂を登ったところにあります。ここにも宿泊施設が併設されております。中の展示は入ると緩やかな坂がぐるりと回っておりニューヨークのグッゲンハイム美術館の様な趣でした。展示はとても面白いものが並び、「三人のおしゃべりする人」という作品は時間が来ると三人でオブジェが話を始めます。近くには安田侃の楕円形の石の作品があり、そこに寝転んで空を見るというものなど、現代美術のいろいろに触れることができます。その後ヴァレーギャラリーへと向かい、屋外展示草間彌生の「ナルシスの庭」 銀のボールがコンクリートの建物に無造作に並べられていたり、池に浮かんだボールが風でゆらゆらと動いたりと屋外のアート、インスタレーションも見て参りました。地中美術館も興味深いものがありましたが、残念ながら、東トラブルの準備不足で事前にチケットを購入しておらず入ることができませんでした。

ネオンサインのメッセージが点滅します
最終的にはメッセージが全て点灯位たします
安田侃 の作品 渋谷の医師会館大和田ホールにも同じ様な作品が展示されていますが、こちらは寝転がることができ、空を仰ぐことができます それで一つの作品ということでしょう
見上げた空 晴天でとても気持ちの良いものでした

徒歩での美術館巡りなので歩いていると外国人のご夫婦に道を尋ねられ途中までご一緒にすることに・・。英語で道を尋ねられたのですがどちらからいらしたかとと聞きますとフランスからいらしたご夫婦で直島を観光してこれから、京都や東京へ向かうつもりだとのことでした。そこで得意の?フランス語で道すがら奥様と会話を始めてみましたが、咄嗟には出てきません。ブルゴーニュワインの騎士団でブルゴーニュには3度ほど行ったことがあると説明するととても興味深く話を聞いて下さいました。残念ながら途切れ途切れの会話、話がスムースに続くことはありませんでした。今更ながらまたテレビでフランス語の勉強を始めようと思いました。お別れするときにもう少しましな挨拶をすればよかったと後から悔やむことしきりでした。

球体が風邪で池の中を動いています

さて、今回の直島の旅ではまだまだ見どころがあるのに見ることができなかったところがあります。次回いつ行けるかわかりませんがまた是非行ってみたいと思いました。

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