読書感想 その2
読書の続きです。少し柔らかいものでフランス小説「赤いモレスキンの女」アントワーヌ・ローラン 現代は"La femme au carnet rouge"です。「赤い手帳の女」といくことでしょうが松本清張の「黒革の手帳」とは一寸違う、大人のおとぎ話のような物語でした。
現代フランス小説を読むことなどまずないので文章・構成とても新鮮でありました。原語で読めるようなフランス語力はないのですが、一寸勉強して原語でフランス小説を読んでみたいと思いました。
あらすじはというと偶然拾った女性のハンドバックの中から赤いモレスキンの手帳をみつけ。持ち主を探そうとその中を読んで、会ったことのない女性を想像しながら探し出そうとする中年の書店主の話・・・という展開なのですが、まるでフランスのミニシアター系の映画を見ているような錯覚に陥る話の展開で、パリの街角の場面が頭の中に次々と出て来ます。読み進むと一寸切ない中年の男性の心の内が手に取るようにわかってしまうのですが、自分であればそうしたかどうか・・
まぁ是非ご一読を・・
これがきっかけで現代フランス小説をもっと読んでみたいと思いました。
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