今年は私にとって辛い別れが沢山ありました・・
年初から義理の弟や友人が亡くなり、心にポッカリと穴があいた様な気分がずっとずっと続いていました。またつい最近、いつも行く「杉の子」のママが亡くなり、そのお別れの会がありました。「杉の子」は以前お話ししたかと思いますが、渋谷の桜ヶ丘の下にある、小さなお店です。ご夫婦で夜の7時から時には夜中過ぎまで・・ 今年で開店47年というそれはそれは長く続くお店で、一寸した隠れ家?でありました。お二人は金婚式を迎えられ、何とマスターは今年80歳、ママは74歳でありました。亡くなられたママはその昔シャンソン歌手であったので、その関係か音楽関係の方が大勢見えておられました。また、劇団民芸の俳優さんや、テレビ局関係の方も来られていたので、今をときめくテレビ司会者やら多彩な人が集まり、酒を酌み交わしながら楽しい話をするところです。
口数の余り多くないママの作る料理ととても気配りのある明るい(いつも素面なんです)マスターのコンビに魅せられて集まるお客さんは楽しい人たちばかりです。お客さん同士の連帯も生まれ、昔はいろいろな所へ出かけたりもしたようです。そういう私もかれこれ30年ほども通っているでしょうか・・。
昨年暮れから一寸した痛みを頚に訴え色々と検査をして肺の腫瘍による転移巣が見つかり、痛みを抑える放射線治療や化学療法が始まって半年ほどでママは亡くなってしまいました。葬儀は内々で済まされたそうですが、納骨や四十九日にはお客さんも参列されたりしましたが、有志が集まりお別れの会が先日行われました。
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私にとっては今年何度目かのお別れの会になりました。
元文化放送のアナウンサーのTさんの司会で会は進行され、献杯の後、古澤 巌さんのヴァイオリンや何人かのスピーチ、演奏の後、昔懐かしい写真がスライドで流されました。その中にはシャンソンを歌うママのVTRもありその歌声も聞くことが出来ました。最後は元N響コンサートマスターの徳永二男さんのヴァイオリンとなり、流石に美しい音色に列席の人々はうっとりと聴き入ってしまいました。それはそれは皆様一流の演奏家の方々ばかり美しい音色に圧倒されてしまいました。きっとママも美しい調べに聴き入って、残されたマスターや杉の子の常連の我々を天国から見守っていることと思います。
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会の最後は杉の子の歌の合唱です。 この歌もお客さんであった山本直純さんの作曲で詩は民芸の俳優さんとのこと・・歌唱指導もプロのボイストレーナー・・なかなか素敵な会でありました
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