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という題で何か一言と聞かれた。「クリネタ」という読むデザイン誌と証する業界紙に載せるためである。こんな風に書いてみました。
久し振りに料理の話である。
一に体力・二に体力・・・ 医師という仕事もまさにその通りである。丁寧に根気よく患者さんの話を聞き、時に食事抜きで手術や検査をしたりで頭脳よりも体力勝負である。また、日頃人の健康にもの申して仕事をしている関係上、私本人も健康に気遣い、運動はもちろん食事の内容にも気を配り・・・と言いたいところであるがこれがなかなか難しい。この一二年突然ゴルフで膝が痛くなったりして油切れを実感している。コラーゲン不足である。コラーゲンを補うのは手っ取り早くコラーゲンたっぷりの食事を沢山摂ることにつきる。私は時にメスを包丁に持ち替えて料理をする。気分転換のためである。基本を習ったわけではないが見よう見まねでいろいろと挑戦する。そこで、先日コラーゲンたっぷりの「水炊き」に挑戦した。
まず鳥肉は鳥屋で買い求める。スーパーの鳥肉では今ひとつである。手羽先400gを一時間ほど煮込み、身がほぐれやすくなったら一度鍋からあげてビニール袋などに入れて骨ごと叩き、更に鍋に入れて煮込むとと白濁したスープが取れる。スープを濾してそのスープに骨付きの鶏肉400gをまず30分煮込み、さらにもも肉のぶつ切りを400gほど追加し更に30分ほど煮込む。あとは鍋を移し替え、塩などで味を調え、キャベツやキノコ類など好みの野菜をいれてほくほくと頂く、特に寒い時期がうまいがそうでなくとも体が暖まる。
先日テレビを見ていたら、熊本の「水炊き」もコラーゲンたっぷりの鳥のスープを作っておき、その中で鳥に火を通して先ず鳥を食し、後から野菜を入れて楽しむと言う食べ方であった。私の住む町の学芸大学商店街にもおいしい水炊きのお店があって、食べ方はそのような食べ方であった。時々行く京都で頂く「わらじや」のう雑炊、「晦庵河道屋」の芳香炉なども私のお気に入りのおいしい鍋の一つではあるが、自分で作った鍋を気のあった仲間と囲むのもこれまた絶品である。
鍋は人とのコミニュケーションをはかる上でも絶好の料理である、箸をつつきながら色々な話も弾むし酒もうまい。体にも心にも良い最近のうまい一品であった。